朝の手のこわばり、夜の食事を見直してみませんか

更年期40代からの朝の手のこわばり、夜の食事を見直してみませんか

朝起きたときに指が曲げにくい、手がこわばる。そんな40代・50代、更年期女性に知ってほしい「夜の栄養」の考え方です。

「朝起きると、手や指がこわばって動かしにくいんです」

更年期以降の女性から、こんなお話を聞くことがあります。

そんなとき、手を揉んだり、ストレッチをしたり、「年齢だから仕方ない」と思っていませんか?

もちろん運動も大切です。

でもMERCYヨガ整体スタジオでは、体を動かす前に、まず“体が回復するための材料は足りているかな?”という視点も大切にしています。

目次

寝ている間も体は休んでいるだけじゃない

私たちは眠っている間も、呼吸をし、心臓を動かし、体温を保ち、さまざまな組織の修復を続けています。

食事をしない夜間には、肝臓に蓄えたグリコーゲンを使ったり、必要に応じて糖新生を行ったりしながら血糖を維持しています。コルチゾールやグルカゴンなどのホルモンも、このエネルギー調節に関わっています。

食べていない夜、体はどうやってエネルギーを保っているかを示す図解

だから私は、夕食で主食を極端に抜いたり、「夜食べたら太るから」と必要以上に糖質を怖がったりする食べ方はおすすめしていません。

特に、

「夕食から朝食まで長時間何も食べない」
「夜になると疲れ切っている」
「朝起きても回復した感じがしない」

という方は、夜の食事内容を一度見直してみてもいいと思います。

寝る前の「ぬるいはちみつ水」も一つの選択肢

MERCYでは、夜のエネルギー不足が気になる方には、食事全体を確認したうえで、寝る前に少量のはちみつをぬるま湯に溶かして飲む方法をご紹介することがあります。

はちみつは天然お甘味料であり、糖質(果糖・ブドウ糖)を含むため、夜間のエネルギーを補うという意味では手軽な選択肢です。

ただし、「はちみつを飲めば朝の手のこわばりが治る」「はちみつが関節のコラーゲン分解を止める」といった効果は、現在の医学研究では確立されていません。

はちみつと睡眠については研究されていますが、手指の朝のこわばりに対する治療効果まで確認されたものではありません。

だからこそ、はちみつだけに頼るのではなく、

夜までしっかり食べること。
必要以上に糖質を抜かないこと。
よく眠り、回復できる体をつくること。

ここを大切にしたいんです。

JUNKO先生の夕飯 スイカとローストビーフ、雑穀のおにぎり
写真は私の夕飯です。

朝のこわばりは「栄養だけ」と決めつけないで

もう一つ、とても大切なことがあります。

朝の手や指のこわばりには、さまざまな原因があります。

特に、両手の指や手首が腫れる、痛みがある、朝のこわばりが1時間以上続くといった場合は、関節リウマチなど炎症性の関節疾患でもみられる症状です。

何週間も続く場合や、腫れ・熱感・強い痛みがある場合は、「更年期だから」「栄養不足だから」と自己判断せず、医療機関で確認してください。

更年期からは「動く」だけではなく「満たす」

MERCYヨガ整体スタジオでは、ヨガやピラティスで体を動かすだけではなく、栄養・睡眠・呼吸・骨格まで含めて体を見ることを大切にしています。

朝の手のこわばりが気になると、つい手だけを何とかしたくなります。

でも、その前に、
「ちゃんと食べているかな?」
「夜の睡眠状態は?回復できているかな?」

そんなふうに、体全体を見ることも大切です。

更年期からは、頑張って動かすだけではなく、まず体を満たして、回復できる状態をつくること。
そのうえで、呼吸やヨガ、ピラティスで心地よく動ける体を育てていきましょう。

ビーチでヨガのポーズをとるMERCYヨガ整体スタジオルームのJUNKO先生

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