更年期の指関節、油のとり方から見直す

更年期40代 手のこわばり・指の変形、まず見直したいこと

40代・50代になって「指の第一関節が痛い」「少しふくらんできた」「以前より指が動かしづらい」。そんな変化が気になり始めたら、指だけでなく毎日の“油とエネルギー”にも目を向けてみましょう。

JUNKOです。

「最近、この指だけ形が変わってきた気がする」
「第一関節を押すと痛い」

更年期の女性から、そんなお話を聞くことがあります。

指の第一関節に痛みや腫れ、骨のふくらみが出てくる代表的なものがヘバーデン結節です。
医学的には手指の変形性関節症の一つで、特に50歳以降の女性に多くみられ、更年期との関連も研究されています。

でも、
「年齢だから仕方ないよね」
だけで終わらせてほしくないんです。

MERCYでは、指だけを見るのではなく、普段何を食べて、どんな状態で体を使っているのかまで一緒に考えます。

更年期に増える指の変化とヘバーデン結節を解説した図解
目次

私が“油のとり方”を大切にする理由

「体にいいから」

そう思って、毎日オメガ3のサプリや亜麻仁油、植物油を積極的にとっている女性も多いですよね。

でも私は、油は量だけでなく、“酸化しやすさ”まで考えて選ぶことを大切にしています。

オメガ3やオメガ6はPUFA(多価不飽和脂肪酸)と呼ばれる脂肪酸です。
難しく聞こえるけれど、簡単に言えば、構造上とても酸化しやすい油

これは私独自の表現ではなく、PUFAやオメガ3を含む油が酸化を受けやすいこと自体は、食品・脂質研究でもよく知られています。

だから私は、
「オメガ3だから、とればとるほどいい」
「植物性だから安心」
とは考えていません。

サラダ油、加工食品に使われる植物性油脂、亜麻仁油、米油などを日常的にたくさん足す食生活はおすすめしていません。

オリーブオイルも、残念ながら安価なものはサラダ油など植物性油脂で混ぜて加工された「偽物オリーブオイル」が出回っています。
なので選ぶときは、品質や保存状態、生産過程まで見るようにしています。

油を選ぶなら、酸化しにくい飽和脂肪酸がおすすめです。
ココナッツオイル、牧草牛バターやギー、牧草牛脂などです。

ココナッツオイルで焼いた半熟目玉焼きとスープ、ごはんのJUNKO先生の朝食
私の朝食です。
ココナッツオイルをほんの少しだけ使って半熟目玉焼きにしています。

「油を全部抜く」という話ではありません

ここ、大事です。

「じゃあ、油は一切食べちゃダメなの?」
となりそうだけど、そうではありません(笑)。

肉、卵、乳製品など、普段の食材にも脂質は自然に含まれています。
そして、これらはアミノ酸バランスがとても良い動物性タンパク質。

更年期以降、低下しやすい筋肉や体を構成する重要な材料です。

私が、MERCYでお伝えしているのは、

料理のたびに油をたっぷり追加したり、加工食品から知らないうちに植物油脂をとり続けたりする食生活を、一度見直してみよう

ということです。

「健康のために」と何種類もの油を追加する前に、まず普段の食事をシンプルにする。

私の経験とこれまでの受講生の変化をみていると、更年期からの体には分かりやすいほど嬉しい気づきが来るんですね。

痛みと体型の悩みから認定講師へ

オンラインで受講できる、JUNKO流ダイエット®︎・パーソナルプログラムを受講された生徒さんの中で、これまで指や手首の関節痛や、変形性膝関節症と診断された方など、食生活改善と骨格から整えるヨガ、ピラティスで痛みのあった炎症から回復されている方がとても多くいらっしゃいます。

いつも笑顔が素敵な克枝さんは、53歳のときに指だけでなく、手首の関節まで酷く炎症し、整形外科で手術を勧められたほどだったそうです。

JUNKO流ダイエット®︎を開始して3ヶ月で痛みから解放。その後全く痛みはないそうです。

現在60歳という節目を迎えた克枝さんは先日の春日部感謝オフ会で笑顔でお話しされました。食生活×ヨガで整えることを楽しんでいたら、自身の体と生活が大きく変わりました。

「この喜びを伝える側になりたい。」と現在は、認定講師として一緒にダイエット生のサポートをしている大切な仲間です。

空腹を我慢しすぎないことも大切

もう一つ私が見てほしいのが、エネルギー不足です。

「太りたくないから朝食を抜く」
「お腹を空かせたほうが痩せそう」
「夜は主食なし」

40代・50代になると、こんな食べ方をしている女性が本当に多いんです。

でも体は、食べなければエネルギーを使わなくなるわけではありません。

寝ている間も、仕事中も、呼吸しているだけでもエネルギーは必要です。

だからMERCYでは、極端に糖質を避けず、食事から必要なエネルギーをきちんと満たすことを大切にしています。

その補助として、生活に合わせて、本物のはちみつと天然の海塩を水に入れたものを取り入れることをおすすめしています。

ただし、はちみつや油の調整だけでヘバーデン結節が治る、変形が元に戻る、という意味ではありません。

ヘバーデン結節には、食生活やストレス、生活習慣や関節への負荷など複数の要因が関係すると考えられています。

更年期からは「足す健康法」よりシンプルに

マットで開脚しながら体側を伸ばすヨガレッスンの様子

健康情報を見ていると、
「この油をとろう」
「このサプリを足そう」
「この運動をしよう」
と、どんどん増えていきませんか?

でも更年期からは、一度引き算してみることも大切です。

余計な加工食品や追加の油を減らす。
必要なエネルギーはきちんと食べる。
よく眠る。

そしてヨガやピラティスで、手だけではなく肩・背骨・呼吸まで気持ちよく動かす。

MERCYヨガ整体スタジオでは、そんなふうに食事と体の使い方を切り離さずに見ることを大切にしています。

なお、指の腫れや強い痛みが続く、急に変形が進む、複数の関節が腫れるなどの場合は、自己判断だけで済ませず医療機関で確認してください。

「更年期だから仕方ない」と諦める前に。
毎日何を食べ、どう眠り、どう体を使っているのか。
まずそこから、自分の体をもう一度見てみませんか。

サラダやスープをしっかり食べるJUNKO先生

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