70代から再び、自分の足で歩ける毎日へ

骨折と脳梗塞を経験し、杖なしでは歩くことが難しかった70代のお客様。週1回の整体から始めて、半年後にはヨガも取り入れながら約1年半。再び自分で歩き、運転や旅行を楽しめるまでになりました。
こんにちは。MERCYヨガ整体スタジオ、整体師のNORIです。
今回は、長く整体を担当させていただいている70代のお客様のお話です。
玄関先で転倒し、坐骨を骨折。さらに神経も圧迫され、歩くことが難しい状態になりました。
リハビリのため約半年間入院し、入院中には脳梗塞も経験されています。
理学療法士のもとで歩行訓練を続けていましたが、退院後も思うように歩けない状態が続いていました。
久しぶりにお会いしたときは、杖が必要な状態でした
退院後、久しぶりに整体へ来られたときのことは今でも覚えています。
以前のお体を知っているだけに、杖がなければ歩くことが難しい状態を見て、ここから以前の生活に近づいていくには時間が必要だと感じました。
それでも、ご本人には「また自分で歩きたい」という思いがありました。
そこで最初の約半年間は、週1回の整体を続けながら、その日の体調と動ける範囲を確認していきました。
そして少しずつ体が安定してきた段階で、無理なく参加できるヨガクラスにも復帰。
整体とヨガを組み合わせながら、できることを一つずつ増やしていきました。

歩くために必要なのは「脚の筋力」だけではありません
整体師として僕が見ていたのは、脚だけではありません。
人が歩くときには、
- 骨盤
- 股関節
- 膝
- 足首
- 足裏
- 体幹
が連動しながら、左右へ重心を移していきます。
例えば股関節が十分に動かなければ、骨盤や腰が代わりに頑張って動くことがあります。
専門的には、こうした動きを「代償動作」といいます。
簡単にいうと、動きにくい場所を、ほかの場所が頑張って補っている状態です。
また歩行では、一瞬ですが片脚だけで体を支える場面があります。
そのため筋力だけではなく、関節の動き、左右への重心移動、バランス、足裏で床を捉える感覚など、全身を見ていくことが大切です。
MERCYの整体でも、痛い場所だけに施術するのではなく、
「今、この方の体はどう動いているのか」
を確認しながら、その時に必要な施術や体の使い方を考えています。

約1年半で、再び自分の生活へ
週1回の整体からスタートし、体調に合わせてヨガも継続。
約1年半かけて、少しずつできることが増えていきました。
ご本人の感覚では、以前の状態の約90%まで戻ってきたとのこと。
現在は杖に頼らず自分の力で歩き、車の運転もできるようになりました。
そして何より嬉しいのは、以前のように友人と旅行へ出かけたり、食事へ行ったりと、毎日の生活そのものを楽しめるようになったことです。
最初に退院後のお体を見たときのことを考えると、この姿を見られることは僕自身も本当に嬉しく思います。
もちろん、骨折や脳梗塞後の経過や回復には大きな個人差があります。医療機関での治療や専門的なリハビリが大切であり、今回の経過はこの方個人のものです。

整体の先にある「やりたいこと」まで
僕が整体で大切にしているのは、その場で体を楽にすることだけではありません。
自分の足で歩けること。
自分で車を運転できること。
友人と食事に行けること。
また旅行を楽しめること。
体が動くようになった、その先にどんな生活を送りたいのか。
そこまで一緒に見ていきたいと思っています。
70代でも、その日の体に合わせて一歩ずつ。
これからもMERCYで、好きなことを自分の体で楽しめる毎日をサポートさせていただきます。

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